T&Tブームが、二〇二〇年私の中で再熱している。 T&Tとは、テーブルトークRPGのトンネルズ&トロールズのこと。1970年代に初版が登場したということで、イラストはいまどきのスタイリッシュさはないが、逆にそのノスタルジック的な雰囲気がおじさん好みで心地よい。米国では、オールドスクール・ファンタジ... 続きをみる
shishintheboardのブログの新着ブログ記事
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年末年始には、お気に入りのラジコンバギー(タミヤのDT03)を調整し、走らせるなど、独り遊んだ。子どもたちを連れて難波のトレカショップへも行った。お年玉効果で父親の私よりリッチな息子たちをしり目に、安価なデュエマとギャザカードを入手する愉しみの時もあった。さらに、ミニ四駆コースのある難波ジョーシン... 続きをみる
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私の木製GMスクリーンは、海外のTRPGゲーマーが遊んでいるものを参考にしている。スクリーンというより、もはや城や要塞のようなものや、機能性を追求し、資料を箱に収められるようにしたものまで、よく考えられているものも多い。 ダイスタワーをスクリーン内に収めるのはとても理にかなっている。ただし、GMが... 続きをみる
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箱型のGMスクリーンを木材でつくった。厚紙よりも頑丈で資料を持ち運ぶのにも、箱ならばその中に入れられるので便利。A4サイズを意識してつくったのだが、少々小さかったか。A4クリアファイルが詰まってしまうのが難点だが、キャラクターシートぐらいならなんとか入るので良しとするか。B5版のTRPG専門誌や文... 続きをみる
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◇勇かんな冒険者の君たちへ 皆さんは、RPGというものを聞いたことがあると思います。ロールプレイをする遊びです。これは、1970年代からアメリカで遊ばれて、世界中に広まった「トンネルズ&トロールズ」というテーブルトークRPGのゲームです。背景はいわゆる剣と魔法のファンタジー世界なのですが、トロー... 続きをみる
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ゲームマスター(GM)というのは、テーブルトークRPGに欠かせない存在である。私にとっては、このゲームをするためにやらねばならないというのが、つらいところだ。プレイヤーになりたくても仲間になかなか出会えないのである。休日も皆とは違うし、たまの月曜日の祝日などは家族サービスもせねばならない。 そんな... 続きをみる
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きっかけは、小学四年の息子がデュエルマスターズをやりはじめたことだった。ボードゲームとテーブルトークRPGならいいが、さすがにトレーディングカードにまで手を出すまいと、私自身は思っていたのだ。これには、デッキの完成というものがない。いつまでもレアカードや最新の能力をもつカードを追い求めてしまうもの... 続きをみる
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トンネルズ&トロールズ、ソードワールド、クトゥルフ神話TRPG、その他のソロアドベンチャー用のキャラを数名つくっておきたい。とくにT&Tでは、たまに仮死状態、または"死亡"に至ってしまう場合もあるからだ。自分のキャラクタープレイヤーには愛着があるばかりでなく、様々な冒険を課しているために、なかなか... 続きをみる
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テーブルトークRPGとゲームブックには様々な種類があり、想像力を触発させられる。小説もいいのだが、ロールプレイングは自分がキャラクタープレイヤーとしてその世界に介入し、選択肢の中から行動や趣向を選んでいくところに面白さがある。新しいものに私の触手が伸びるのはもちろんだが、古きよきものもあなどれない... 続きをみる
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いろいろな愉しみが出てきて困っている。9月にはTRPG関連の雑誌、文庫本を買いまくってしまい、読むほうがまだ追いついていないし、実際のプレイする時間も欲しいし、ネットからもフリーのシナリオを発見してしまうし、という贅沢な悩みを抱えている。 TtTマガジン第四号は、一周年記念号で分厚い。トンネルズ・... 続きをみる
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「クトゥルフの呼び声」、クトゥルフ神話TRPGは、T&Tやソードワールド2.0とは違ったホラーのRPGで、大人の雰囲気がある。実際にセッションに参加したことはないのだが、ユーチューブ等で見せてもらったり、ポッドキャストで聞かせてもらったりしている。「豚の鳴き声」の酢豚氏によるセッションはとても面白... 続きをみる
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TRPG、テーブルトークRPG。アナログゲーム初心者の私には未知なる世界だ。もっともボードゲームとの出会いは幼い頃、『代表取締役社長ゲーム』や『クレイジークライマー』をいとこたちと遊んだ記憶があり、本場米国では『モノポリー』を独り勝ちされるまで"本格的に"遊んだこともある。だからユーロ系ゲームとの... 続きをみる
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5) 君の所持金は300ドルだ。どんな銃を手に入れようか。武器店には、弓、リボルバー、ライフル、マスケット銃、ショットガンなどが陳列されている。欧州から持ち込まれた中古の品ばかりだが、どれも高値だ。君は、扱いやすそうなリボルバーを手にしてみた。なめらかな手触りで重すぎず、軽すぎない。これに決めた... 続きをみる
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秋の夜長には、TRPGがいいみたい。 先週のある晩に、二段ベッドの上で息子と『ソードワールド2.0』をして遊んでいた。息子がルーンフォークのガンマンになりたがっていたので、ルールブックと格闘させられた。魔動術やら、シューターの技能にマナの装てんなど、ちとややこしいのだ。そんなこんで、息子は新しいプ... 続きをみる
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『GMマガジン』第1号に掲載されている杉本=ヨハネ氏のソードワールド2.0ソロアドベンチャー『少年剣士の旅立ち』。これで、闘い方を学んでいる。いまさら?という話だが、ルールブックだけではよくわかっていなかったため、なんちゃってGMをしていたのだ。いまうちの三男坊用の剣士を作成して、彼を鍛えていると... 続きをみる
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七月には、大阪ドームでのTGFF(テーブルゲームファンフェスタ)に行った。多くのゲーマーの方々からTRPG熱をいただき、愉しく過ごせて大満足だった。こういった場は初めてだったので緊張していたが、『デモンワーカー』のゲームデザイナー黒田省吾氏やトンネルズ・ザ・トロールズ誌編集長の杉本=ヨハネ氏をお見... 続きをみる
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<謎解きの巻物> 一つの巻物が床に落ちていた。それには、 「この水は、 水であるがゆえに、 に値(あたい)する。」 と書かれていた。空白の部分二か所は抜け落ちていて、読み取ることができないのだ。そこで、わしはこの巻物を懐に納めると、この冒険の目的はこの謎の究明であると悟った。すると、亡霊... 続きをみる
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現在興味津々なものがいくつかある。自分の中で旬を過ぎてしまったものもあり、まとめる気にはなれないものから列挙してみたい。 何年かぶりに、小説を読むモードに入ったのが今年の上半期。きっかけは宮本輝の『オレンジの壺』という小説だった。学生時代に今は亡き母親に薦められたこともあり、読んで面白かった記憶が... 続きをみる
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毎年思い出したように、『一瞬の夏』が読みたくなるときがある。その上下巻の文庫本を手放しても、手放しても買いなおして読むほどだから、よほど好きらしい。 沢木耕太郎の新刊を追いかける時期もあったが、ノンフィクション作家を超えて一風かわった小説家になってきたというのもあり、また、以前のような校正に校正を... 続きをみる
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ビートたけし×山田孝之のドラマ『破獄』を観た。原作を読んだのは何年もまえだったが、映像としても期待通りの作品だったと思う。 吉村昭の小説『破獄』では、日本の太平洋戦争にまつわる記述が物語の合間に何度も出てくるところが読みにくかったので、白鳥由栄(実際のモデルらしい)改め、佐久間清太郎が破獄するまで... 続きをみる
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関西ローカルのサンテレビで、「戦闘メカザブングル」が始まった。子どものころに観た記憶は断片的なのだが、プラモを造って遊んだことはよく覚えている。肝心のザブングルではなく、敵ウォーカーマシンを造って遊んでいたのはなぜだろう。 いま観るとおじさん的にはジャストミートという感じでカッコよいのだが、当時も... 続きをみる
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大河原氏デザインで素晴らしかったのは、主人公が乗るロボだけでなく、いわゆる敵キャラのメカもカッコいい、いや、しばりが少ない分、より魅力的なものが多かったことであろう。ザクに関しては、モノアイ(一つ目)という指定があったぐらいで、後は自由にデザインできたという話を聞いたことがある。丸みのあるあの造形... 続きをみる
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毎年何千、何万という新作ボードゲームが出ていることを知ったのは、去年である。それまでも、私自身にボードゲームを好きになるきっかけというものは、幾度となくあったのだ。それでも、自分の環境や生活のパターンがぴったりとあったのが、昨年2016年だったということだろう。 名作と言われているボードゲームの中... 続きをみる
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昨年は、3月ごろからボードゲーム好きになったので、アナログ・ゲームマーケット神戸の存在を知った時には終わってた。それでもそれから丸一年間、ボードゲームとTRPGにどっぷり漬かってきたのだ。昨年の分まで、ゲムマ神戸を愉しみたいという思いは、諸先輩がたには負けていないはずだ。が、しかしー。 私と同じく... 続きをみる
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~煙突屋のベンジャミンによる手記~ 「おはようございます、ホームズさん」と、部屋に入るなり、僕らを代表してウィギンズが挨拶した。「よく来てくれたね、みんな。ここには、ビスケットにミルクも、ハドソンさんの用意してくれたサンドウィッチもたくさんあるよ。そこらへんに座りながら、楽にしてくれ。」ホームズ... 続きをみる
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「シャーロック・ホームズ10の怪事件」(二見書房)という本がある。日本では、数十年前に大型ゲームブックというかたちで広まった。当時、中学生だった私は、友人に勧められて買ったが、あまりうまくできなかった。グループ捜査という方法に気づいていれば、もっと愉しめただろうに、と残念に思う。いまは絶版だが、中... 続きをみる
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<シナリオの概観> このシナリオは前回のシナリオ「地下牢と竜」につづく冒険として用意したもの。盟友たちからのリクエストとして挙がった、ダンジョンでの冒険をしたいということと、背景に聖書の世界観や価値観を盛り込みたいというGMの想いを併せもっている。オリジナルシナリオとなる。 ソードワールドの世... 続きをみる
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「火花」といえば、お笑いのピース又吉の小説であり、芥川賞を獲った作品として有名だ。ブームの去った頃合いに、作品に触れようと私のほうは思っていたのだが、その前に映像化してしまった。NHKでは、先日、ドラマ「火花」の第一話放映日に、NHKスペシャル「又吉直樹 第二作への苦闘」をぶつけてきた。それに気づ... 続きをみる
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エルフの村へ向けて森に入ろうとしていたとき、わしらの前に立ちふさがる者どもがいた。馬上から騎士団の団長らしき者が言った。「そなたたちの一挙手一投足を、我々は見てきた。そのつえを置いて帰りなさい。さもなければ、我ら暗黒騎士団が成敗いたす。」 わしらは国王を囲むように守りながら、それぞれの武器を敵に向... 続きをみる
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※参考文献: TRPGシナリオ図書館 ソードワールド・シナリオ「地下牢と竜」 レーゼルドーン大陸にはさまざまな王国、帝国が名を連ねているので、サンクトパウルスブルグ王国はその点で見劣りする小国にすぎない。しかしながら、この“レッサードラゴンのつえ”を所持する国に、攻め入ろうと企む国や勢力は皆無に等... 続きをみる
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いつか扱いたい考え事に、どんなものがあるだろうか。 自分の場合、興味は淡々と移り変わるが、また戻ってくるという感じ。最近は、手放した本や好きだったモノを買いなおすなんてことも多くなっている。 「シャーロック・ホームズ大全」(鮎川信夫訳)は一度手放したものだったが、絶版しておいたのもかかわらず、アマ... 続きをみる
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何十年ぶりに漫画雑誌を買った。それも月刊サンデー2月号だ。いわゆるジャンプ世代なので、昔はドクタースランプやドラゴンボール、キャプテン翼、キン肉マン、燃えるお兄さん、魁男塾、こち亀ぐらいなら、雑誌でも単行本でも読んだものだが、ここ十数年はあまり漫画を新刊で買うほど興味はなかった。でも、ゲッサンのボ... 続きをみる
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TRPGをするぞ。ゲームマスターしながら、自分もプレイヤーとして参加するために、ルールブックI改定版に記載されているサンプルシナリオ「バルトゥーの屋敷」を修正して初プレイに備えていきたい。 時代は、現代の私たちが住む地球でいうなら、17、18世紀というところか。18世紀といえば、北西航路の探検、極... 続きをみる
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昨年からアナログゲームが好きになっている。いい歳してわくわくしながら、ボードゲームの新作を遊んだり、TRPGのゲームマスターになる方法を調べてる。 いまの細やかな目標は、うちの子どもたちと(近所の子たちもまぜて)ロールプレイングゲームをすること。うちにあるTVゲーム機はニンテンドーWiiUだが、リ... 続きをみる