shishintheboardのブログ

小説、雑誌、新書、専門書、TV、ニュース記事などからの気になったことをメモしたり、そこから掘り下げて黙想したいことを書き綴ります。どんな形でもいいから、表現化したいな~。

TRPGって、やはり面白い。

七月には、大阪ドームでのTGFF(テーブルゲームファンフェスタ)に行った。多くのゲーマーの方々からTRPG熱をいただき、愉しく過ごせて大満足だった。こういった場は初めてだったので緊張していたが、『デモンワーカー』のゲームデザイナー黒田省吾氏やトンネルズ・ザ・トロールズ誌編集長の杉本=ヨハネ氏をお見かけし、お話させてもらったりして、気持ちを落ち着かせてセッションに参加することができた。お二人とも、ゲムマ神戸でちょっとお話させていただいただけなのに、小生を覚えてくださって・・・(うれし泣き)。


T&T(トンネルズ・アンド・トロールズ)やソードワールド2.0、クトゥルフ神話、クトゥルフ・バイ・ガスライト(=ロンドンのガス燈時代といえば、ヴィクトリア朝の時代)など、興味深いTRPGセッションが立ち並ぶ中、『歯車の塔の探空士』(通称、スカイノーツ)のセッションに参加。じつは、以前からこのルールブックを所有していて、ルールを読みながら、想像を膨らませていたのだ。だからどうしてもプレイしたかった。GM岡氏が初心者の私にも優しく教えてくれながら、他のメンバー三名とプレイ。あっという間の三時間だった。ボードゲームならば、考えたくもない重ゲーなのだろうが、TRPGではキャラの作成もあるし、それにシナリオ自体の面白さで愉しく過ごせるのだ。自分は飛行船の整備ができる職人気質な探空士になったのだが、あまり活躍の場はなかったようだ。それでも仲間と一緒になって敵の飛行船への攻撃や被災箇所にとんで行って対処したり、と忙しく立ち回らねばならない。空中に浮かぶラピュタへ向かうパズーとドーラ一家の飛行艇を想い出したよ。GMするのは難しそうだが、機会があれば、またプレイしたいと思う。


九月には、待ちに待っていた『GMマガジン』創刊号をイエサブなんばにて購入。少々高額な雑誌なので勇気がいったのだが、読んでみて大正解。ソードワールド2.0をまたプレイしたくなった。そして、なんといっても杉本=ヨハネ氏のソロアドベンチャーに感動した。杉本氏の描くT&Tもその他のゲームブックも大好きだが、ソードワールドの世界観も素晴らしい。少年兵はたくましく成長していくのだ。指定されたキャラでなくても、新しい戦士を作成してこのソロプレイで経験を積めば、実際のセッションに参加できるようになるだろう。うちの子どもたちには、最初のキャラ作り自体が苦手なので、そこをクリアさせてセッションに、というのが私の理想。愉しみではある。