shishintheboardのブログ

小説、雑誌、新書、専門書、TV、ニュース記事などからの気になったことをメモしたり、そこから掘り下げて黙想したいことを書き綴ります。どんな形でもいいから、表現化したいな~。

大河原邦男論


大河原邦男さんという名前を知らなくても、ガンダムやザクのデザインを手がけたデザイナーだといえば、どなたも納得されるだろう。子どものころ、『コミック・ボンボン』に載っていたトライダーG7をカスタムした大河原氏のイラストが強く印象に残っている。あれはカッコよかったが、残念ながらトライダーG7のプラモを入手することも、改造する技術もなかった。幸いにもツイッターに当時の記事をあげてくださっている方があり、懐かしむことができる。

当時のロボットデザインは、色の指定(三原色)や変形するギミック、定番の人間っぽい顔など、さまざまなしばりがあった中で、大河原氏は独自のデザインを描きつづけたし、遊び心を失わずに、クリエイトする可能性を教えてくれた。あまりアニメロボのおもちゃは流通しなかったように思う。それが高額だったためなのか、どうかは分からないが、当時の僕たちはプラモでつくって、壊れるまで遊んだり、改造したりして愉しんだものだ。