大河原邦男論 ~つづき~
大河原氏デザインで素晴らしかったのは、主人公が乗るロボだけでなく、いわゆる敵キャラのメカもカッコいい、いや、しばりが少ない分、より魅力的なものが多かったことであろう。ザクに関しては、モノアイ(一つ目)という指定があったぐらいで、後は自由にデザインできたという話を聞いたことがある。丸みのあるあの造形が、アニメーターにとっては個々の解釈が異なる場合があり、統一させるといった意味で難しい作業になるにもかかわらずである。ダグラムに登場するソルティックもよかった。
ダグラムは、当時プラモが手に入りやすかったので、ガンプラ同様に、何度もつくっては壊した思い出のロボである。ダグラムをトラックに寝かせて移動するシーンは、ガンダムのランバラル編にも通じる感じがして好きだ。プラモでも実際に寝かせて、移動させたが、トラックのタイヤがもげてしまったことを思い出す。親父に頼んで、ゴムタイヤで駆動するように改造してもらったものだ。ただ木製のバルサを一部使用していたので、これじゃプラモじゃないや、と思っていた。
ガンダムではズゴックが好きだ。シャー専用ズゴックがいい。爪ではつかみにくいし、不便だと思うのだが、戦闘的には申し分ない。真ん中からはビームも発射されるのだ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。